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離婚ガイド

離婚と統合失調症

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離婚 統合失調症

統合失調症とは

離婚 統合失調症

統合失調症とは、幻覚と妄想の症状が特徴的なこころの病気です。

以前は精神分裂病と呼ばれていましたが、最近は統合失調症という名前が浸透してきました。

自分の感覚、考え、行動が病気によってズレていることに無自覚になりやすいことや、周囲の人と交流しながら家庭や社会で生活することが難しいことが特徴です。

こうした特徴から、夫婦のどちらかもしくは両方が統合失調症を発症すると、それまでの夫婦関係や家族関係の維持が困難になり、離婚に至る場合が少なくありません。

統合失調症の原因

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人生の選択を迫られる時期(進学、就職、結婚、離婚など)に発症しやすいことは分かっています。

また、遺伝的な要因と環境的な要因がそろうことで発症すると考えられています。

しかし、はっきりした原因は特定されていません。

統合失調症の症状

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統合失調症の主な症状

幻覚

幻覚とは、実際には存在しないものを感じることです。

統合失調症の症状で最も多い幻覚は、幻聴(誰もいないのに声が聞こえてくる)や幻声(周囲の音に混じって声が聞こえてくる)です。

聴こえてくるのは、批判(グズ、馬鹿、くたばれなど)、命令(死ね、どこかへ行けなど)、監視(風呂に入った、一人で外出した)など、不快感や不安をあおる内容です。

幻聴に答えたり、幻聴に反応したりすることもあり、周囲から見ると挙動不審に見えます。

妄想

妄想とは、明らかに間違っていることを信じ込み、周囲に正されても受け入れない考えのことです。

関係妄想(この店員の態度は自分への敵意だなど)、追跡妄想(尾行されているなど)、迫害妄想(クラスメイトが自分を刺そうとしているなど)、注察妄想(周囲に見られているなど)など、被害的な内容が中心です。

生活が障害される

統合失調症を発症すると、社会生活を送る上で生じる行動、感情、意欲が障害されます。

行動の障害

行動にまとまりがなくなります。

例えば、仕事上の失敗が増える、効率が悪化する、会話が支離滅裂になります。

感情の障害

感情が乏しくなる、場にそぐわない感情を表出する、不安や緊張が高くなる、相手の気持ちを察しにくくなるといった症状が出て、他人と情緒的な関係が持ちにくくなります。

意欲の障害

何事にも前向きに取り組む意欲が乏しくなります。

身の回りに気を使わなくなる、片付けをしなくなる、一日中家で何もせずに過ごすといった症状が出ます。

また、周囲の人と会話したり交流したりする意欲をなくし、自分の殻に閉じこもることもあります。

病気の自覚がなくなる

例えば、熱が出ると頭痛やだるさを覚えますし、怪我をすれば痛みを感じます。

しかし、統合失調症が悪化すると、普段とは調子が違う、過敏になっていることは自覚できますが、妄想や幻覚といった症状には気づかなくなりますし、病気であることも認識できなくなります。

症状の程度

発症してまもない頃(軽度)

統合失調症を発症すると、次のような症状が表れ、日常生活に支障が出るようになります。

  • 仕事、家事ができなくなる(学生の場合は勉強ができずに成績が下がる)
  • 片付けができなくなる
  • 服装に頓着しなくなる
  • 口数が少なくなる
  • 部屋に閉じこもる

症状が悪化した場合(重度)

統合失調症が悪化すると、次のような症状が表れ、社会生活を送ることが難しくなります。

  • 幻聴(人の声が対話や命令のように聞こえてくるなど)
  • 現実と非現実の境界がきわめて曖昧になる
  • 被害妄想(無関係のことを自分に引きつけて被害的にとらえる)
  • 思考障害(話の内容にまとまりがなくなってくる)
  • 感情障害(状況や場面に合わない感情を抱く)
  • 自我障害(人から操られていると感じるなど)
  • 行動障害(独り言や尋常ではない言動を繰り返すなど)

重度の統合失調症を発症している人は、周囲から見るとこころの病気を発症していることは明らかですが、本人には病気だという認識がないことがあります。

また、妄想や幻聴にとらわれて自傷他害に及ぶこともあり、本人にも周囲にも危険な状態です。

慢性化した場合

統合失調症の症状を繰り返して慢性化すると、次のような症状が表れ、人格そのものが障害されて社会復帰が困難になります。

  • 周囲との接触を避けて自分の殻に閉じこもってしまう
  • 感情の起伏が乏しくなる
  • あらゆることへの意欲や興味関心が著しく低下する

統合失調症の治療

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薬物療法と精神療法、リハビリ

統合失調症の治療には、薬物療法、精神療法、リハビリといった方法がありますが、どの治療も単独では十分に効果が発揮されません。

例えば、幻覚や妄想が強い状態では、薬物療法によって症状を落ち着けないと、精神療法がうまく機能しません。

また、薬物療法で症状を落ち着けても、精神療法で心のケアを行い、リハビリで社会復帰した後に必要な能力を身につけないと、うまく社会生活を送ることができません。

そのため、通常は、複数の方法を組み合わせた治療が行われます。

通院か入院か

以前は、統合失調症の治療といえば入院が原則でしたが、最近は通院治療が増えてきました。

入院治療を勧められるのは、次のような場合です。

  • 妄想や幻聴がひどくなり、日常生活への支障が大きい
  • 自傷他害の危険性が高い
  • 病気の自覚がなく、自力で薬を飲んだり療養したりできない
  • 発症した人が入院治療を希望している

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